【読書感想】自分に1番合う会社・恋人を探してしまう人へ
著書:好きなことしか本気になれない。
を読みました。それの感想です。
仕事(転職)でも恋人(結婚)でも、もっと自分に合うのはどこだと探しては見つからなくて悶々としている。
そういった方は結構いたりするのではないでしょうか?
今まで自分はそういう感じでした。
でも本を読み、そういう考え方を変えようと思ったので記述します。
結論、どういう考え方にするかというと
まだ出会ったことも無い会社・人も含め
既にある沢山の会社・人の中から最高(より良いもの)を求めて探すのではなく
今現在、自分が出会った会社・人を最高にする。
ということです。
最高にすると言っても、会社や人を自分の力で変えるのではなく、最高の関係にするって感じですね。
他人や会社は、天気と同じように自分にはコントロール出来ない範囲なので自分の好きなようには変えれないと思った方が良いですね。
コントロール出来きて、変えられるのは自分自身の思考や行動などです。
■相対的でなく絶対基準で選ぶ
世の中にある沢山の選択肢の中から相対的に比べて良いものを探すのではなく、
絶対基準で考えていくことがオススメされていました。
相対的比較とは、
A、B、Cと選択肢を比較し、どれが良いと優劣を付ける捉え方です。
絶対基準とは、
自分の中でコレは必要(クリアしてほしい項目)と思う部分があるかどうかをみることです。
自分に1番合う女性と結婚、会社に就職、を叶えようとしたら、
比較検討しなきゃなので全ての人と付き合う、会社で働くとなりますが、そんなことは出来ないですよね。
それにもっと良い誰かがいるんじゃないか、もっと良い会社があるんじゃないか、
と考えてたらキリは無いし、しかも何か嫌な面を見つけた時に、
この人、この会社は合わないな、もっと良い人・会社があるはずだから次に行こうとなってしまいます。
であれば、今この時に1番最高だと思う人・会社と
結婚・就職すると意思決定することが良いです。
その人・会社が最高になるように、覚悟持って人生を歩んでいく方が良いのです。
上手くいかない可能性もありますが、
心の中でもっと良い誰か、もっと良い会社は他にあるかもと考えて一緒にいるより、
一緒にいる時間を大切にして、少しずつ積み上げていき、自分にとって世界一の関係を目指す方が素敵だし幸せになれると思います。
■まだ見ぬどこかを求めない
キャリア選択においても自分の天職がどこかにあるんだと信じているだけでは
嫌なだな、不満だなという箇所を見つける度に
ここも違ったか、コレさえ無ければ良かったのに、と理想と違ったなと思って
もっと良いところを探そうと考えてしまいます。
そうやってその都度、新しい他のところを探すより
正解か不正解か分からないけど、選択した時に自分が思った(感じた)最高を信じることが良いです。
嫌な部分もあるだろうけど、きっと最高になるだろうと選択した時の自分を信じて
精一杯エネルギーを注入する方が
良い所を探し続けるより、良い結果に結びつくのが早いと思います。
現に自分はもっと良いところと思って10社以上の転職を重ねましたが、
毎回、より良い職に就けた訳ではありませんでした。
以前いた会社でもっと頑張ってた方が良かったなと思う会社もあります。
だから今の就職探しでは、自分の心のワクワクを信じて、そこで頑張っていこうと思っています。
これまで長く続かなかった自分がいるので
就職先が決まったとしても長く続くか心配だなと感じなくはないですが、
この本を読んで新しい考え方に出会えたので、その考え方に挑戦していきます。
そうは言いましたが、この本を読んで自分的に思ったのは
マジでブラックな会社だった場合は、自分の最高と考えた選択肢は見誤ってしまったなと思ってもいいと思いました。
だからさっさと他の最高を再度探した方がいいと思います。
自分もかつて酷い労働だったなと思う環境にいたことがあるのですが、
そんなところに長くいても心身ともにやられて、ほんと車に轢かれて死んでしまえば会社行かなくていいのになとか考えてた過去がありました笑
せっかくの楽しい人生そうなってしまっては勿体ないので、
あからさまなヤバイ会社は即辞めるとして、
少しムカっとしたとか軽い程度の場合で、もっと自分に合うところと考えるのは早いかなと思いました。
人も会社も完璧なんて無いんだから、完璧を求めるのではなくて
最高になるように自分で、会社に対しても恋人に対してもエネルギーを注ごうと思います。
読書は苦手だけど得意になれるよう色々読んで、
勉強になったことをブログにアウトプットしていけたらと思います。
ご拝読ありがとうございました。
■シビれたフレーズ
「もっといい誰か」がいるという発想では、
何か困難にぶつかる度に次の人を探すことになるか、
あるいはそれが怖くてずっと決められないままで一人でいるかになってしまう。
本を読んで心にきた文章です。
恋人に対して、最高に好きなのに、ココがどうしても気に食わないとか思って、もっと理想的な人がいるだろう。もっと理想的な人もっと理想的な人ってなってました笑
反省です笑